地域通貨戸田オール運営委員会からのお知らせ
地域通貨戸田オールが目指すところ
オールの目指すところは、新たなコミュニティづくりや市民活動を楽しく活発にすることです。
「出会い、ふれあい、支え合い」の、感謝の気持ちを仲立ちするのが「オール」です。善意をつなぎ、人と人をつなぎ、コミュニティを元気にする道具として、時代とともに希薄となったコミュニティの再生の一助となりたいと願っています。
また、市長の提唱するパートナーシップによるまちづくりには、多くの市民の参画が必要です。
自然と共存する循環型社会、こどもの夢・希望・情熱・感動を育む地域力のアップ、福祉でまちづくり、安心・安全なまちづくりを目指して、市民一人一人が自分たちで考え、計画し、実行していくための道具として「オール」の果たす役割が期待されてくるものと確信しています。
デザインについて
私たちの住むまち戸田は、戸田漕艇場今は戸田ボートコースと呼ばれていますが国立競技施設のあるボートのまちです。ボートは力は弱くともクルーが心を合わせタイミングを合わせることで良く進みます。力強くこぐ人がいても、漕ぎ手全員の息を合わせなければオールがバラバラで、なかなか前に進む事が出来ない乗り物でもあります。私たちはゴールを目指し乗り手全員で力を合わせるこのボートに「まちづくり」を重ね合わせ、使用する地域通貨に「戸田オール」と名付けました。
ボート競技の中でも花形のエイトを100オール券に、フォアを10オール券にしています。動作の中でも水をキャッチしようと、息を合わせ、力を合わせこぎ進もうとしている瞬間を用いてています。地域通貨のデザインは戸田市に住む銅版画家「高橋シュウ」さんがボランティアでご協力いただいたものです。デザインの変化はこちらからご覧ください。
ちなみに、図柄のエイトは8+、かじ付きフォアは4+と表されます。
市民団体の活動をし易くしたり、楽しくするための道具として使ってもらえるようにしたいと思います。様々なものが道具になります。例えば、仕事体験、花の苗や花の種子、果樹、野菜等など・・・人と人をつなぐものなら道具として使えるし、絆をつくり深める「場」となります。どんな道具を何のために、どう使うのか、使う人々の自由です。地域通貨戸田オールを道具として選び使ってもらえれば嬉しいです。
ツールとしての地域通貨
使用する「地域通貨」を普及する事が目的ではなく、目指すところで書いた「新たなコミュニティづくり」や「市民活動を楽しくする」ための単なる道具です。手段と目的を意識しながらツールとして活用していきます。当初はエコマネーとして金銭価値は無いものでした。しかし、最終的に使用できる場所が欲しいと要望もあり、ありがとうの気持ちを損なわない価値を持たせました。